前回までで大まかな内容は理解できたでしょうか。3回目ではKVstudioについてもう少し細かくみていきたいと思います。
KV studioについて
立ち上げから入力まで
PLCを動かすためには、KVstudioを立ち上げてラダープログラムを作成していきます。KV studioのアプリがインストールできたら、アプリを立ち上げてください。次にプロジェクトの新規作成を選択し、プロジェクトの名前を入力し、対応機種を選択します。対応機種の選択を間違えるとうまく作動しませんのできちんと確認しましょう。

必要なラダープログラムを入力し、入力が完了したら上書き保存しておきます。

PLCへの転送
ラダープログラムが完成したら、次はそのデータをPCからPLCに送る必要があります。データの送受信の方法はUSBやイーサネット、Bluetoothなどがありますが、ここではUSBでのやり方を記載しておきます。USBケーブルでパソコンとPLCをつなぎます。Kvstudioの画面上でUSBを選択して、「PLC転送→モニターモード」を押します。

上記が完了するとPLCにプログラムが転送されますので、命令(ラダープログラム)のとおりにPLCと接続された機械が動くようになります。ここまでで、KVstudioのおおまかな使用方法の流れが理解できましたでしょうか。次の回では具体的な例をもとにラダープログラムをみていきたいと思います。