制御を勉強するうえで必要なリレー
多くの人が遭難するリレーです。
リレーとリレーを使った自己保持をやっつけましょう。
リレーの原理
リレーはコイル部分(電気磁石)部分と接点部分の2つから成り立ってます。

左のページの図はオムロンのHPに記載があったものです。
コイル部に電気が流れると電気磁石として働き鉄片を引き寄せます。
すると、稼働接点が動き接点の状態が変化します。
A接点であれば接触し電気が流れ、B接点であれば接点が離れ電気が止まります。
ちょっとわかりにくいですね、わかりやすい挿絵を作りましたので下の図を見てみましょう。

判りやすくするためにコイルの擬人化を行いました。
この男がコイルです。電気を流されると紐を引っ張るという
特徴があります。

コイルに電気が流れると接点を電気磁石が引張ます。
これにより接点が変化します。
回路図での表記方法
以上の説明からリレーはコイル(電気磁石)部分と接点部分に分かれていることが判ります。
で、これを表記するときは下記の図のようになります。
接点部分とリレー部分は独立しています。
また、リレーには複数の接点があります。 通常2C(2つのC接点)、4C(4つのC接点)タイプのの物が流通してます。

実際のリレーの写真をのせておきます。よく見ておきましょう